“やらなきゃ”が消えた日。
片付けがタスクから習慣に変わるまでの話。
昔の私は、片付けを完全に「家事のひとつ」だと思ってた。
やらなきゃ散らかるし、
やらなきゃモヤモヤするし、
やらなきゃ誰もやらない。
ずっと頭の中は “やらなきゃ” でいっぱい。
忙しいほど部屋は乱れて、
乱れた部屋を見るとさらに心が乱れて、
「私ってダメだな…」ってひとりで落ち込む。
そんな負のループの中にいた。
気づいたのは、私が“できない人”じゃなかったということ
あるときふと分かった。
片付けができないんじゃなくて、
生活動線も収納も、そもそも“私の暮らしに合ってなかっただけ”だった。
どんなに頑張っても元に戻せないのは、
私の性格や能力の問題じゃなくて
“仕組みが合ってなかった” だけ。
そこから、動線を変えてみたり、
戻しやすい場所に置き場所を変えたり、
自分が自然と動きやすい仕組みに整えていったら…
気づいたら片付けは、タスクじゃなくて
「日常の流れの中の、いつもの習慣」になっていた。
“やらなきゃ” が頭から自然と消えて
肩の力がふっと抜けてる自分がいることに、
私が「習慣づくりまで伴走したい」と思った理由
この経験があったから、私は
片付けそのものを教えるだけじゃなくて、
“勝手に回る仕組みと習慣づくり” まで一緒に整えたい
と思うようになった。
元看護師として、
“できていない部分”だけを見るのではなく、
その人の暮らしの背景や、今の負荷、心の余白まで含めて見られるようになった。
片付けって、暮らしと心にものすごく密接に繋がってるから。
その人の「毎日のしんどさ」ごと受け止めて寄り添いたい。
私が今、サポートしている理由
同じように “やらなきゃ” に押しつぶされていたあの頃の私を、
一番救ってくれたのが
“タスクにしない片付け” だった。
だから今、私は
片付けをタスクから習慣へ変えるサポート
をしている。
あの頃の自分を救うように。
そして、今苦しんでいる誰かの心も軽くなるように。
